不動産の基礎知識 - 基本的な事項をまとめてみました

オール電化住宅について

オール電化住宅について、説明します。オール電化住宅とは、冷暖房(空調)、調理、給湯、などを、全て電気で賄う住宅のことです。家庭内で使う全てのエネルギーの供給源が電気だけになっており、通常、ガスは使いません。オール電化住宅の場合、調理・給湯・冷暖房のための電気機器に特徴があります。まず、調理では、ラジエントヒーターや IH調理器を用います。次に、給湯では、電気温水器またはエコキュートを用います。そして、冷暖房では、床暖房システム、蓄熱式電気暖房器、エアコン、等を、適宜組み合せて使用します。また、安価な深夜電力を活用するので、一般に、エコキュート等の室外機は、深夜に稼動させます。そのため、ある程度の騒音が深夜に発生するので、騒音の低減化に対し、各メーカーとも力を入れています。

ところで、オール電化住宅は、太陽光発電システムとの相性が良い、と言う利点もあります。その理由は、昼間は太陽光発電を使って電気料金の節約ができ、夜間は安価な深夜電力を使ってエコキュートなどを稼動できるので、光熱費全体を抑えられるからです。それゆえ、2010年度の時点では、全国の太陽光発電システムを備えた住宅の約6割が、オール電化住宅になっています。太陽光発電システムを導入することで、昼間の余剰電力の売電や、停電時の備え、等、さまざまなメリットを享受できます。また、オール電化住宅にすることで、安価な深夜電力の活用、等、のメリットを受けられます。すなわち、太陽光発電とオール電化住宅を組み合わせることで、昼間と夜間の電気代の両方を抑えることが出来ます。また、昼間の停電時には、太陽光発電によるバックアップが出来ます。さらに、オール電化住宅で時間帯別電灯契約の場合は、昼間の電力単価は高めですが、太陽光発電による電力を使うことで、昼間の高い電力は買わずに済みます。

ただ、オール電化住宅には、導入費用が高い、電気料金高騰時に影響をもろに受ける、などの欠点もあります。

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